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報道、放送について


by fireend15

著作権って

ここ数カ月、“You Tube”で、いろいろな国のミュージック・ビデオが削除されている様子。私もあれ?っと思っていたら、ライセンス料の値上げをめぐって著作権料徴収団体との交渉が決裂したのが原因だとか。思えば、著作権でモメるニュースって時々見かけますよね。そもそも、著作権って何でしょうか?

まず著作権は「知的財産権」という権利の一種に過ぎない。知的財産権は、形がないけれど価値があるものを保護する権利で、著作権のほかに、アイデアなどを保護する特許権や商標権などがある。また著作権という呼び名は権利の総称で、人格的な利益を保護する「著作者人格権」と、財産的な利益を保護する「著作財産権」の2つに大きく分けられるのだ。

つまり、「著作者人格権」とはモノの作り手を守る権利、「著作財産権」とはモノの作り手に入る利益を守る権利。You Tubeの場合はお金に関するトラブルなので、後者が問題になっているわけです。

同じく動画サイト「ニコニコ動画」では、画面上に文字が流れるのが大きな特徴です。あれっていろいろなフォントがありますが、動画に著作権があるように、フォントだってもともとは誰かの創作物なハズ。実は、フォントにも著作権があったりして?

書体は伝達手段である文字と直結する実用品。著作権を認めてしまうと、その書体を使って著作物を作るときに厄介なので、判例では著作権と認めるのが困難とされているんだそうです。
# by fireend15 | 2009-06-15 22:36

放送自粛用語

放送禁止用語とは、テレビやラジオで放送してはいけないとされている言葉の事を言います。
そして、放送禁止用語を正確に言うと、「放送自粛用語」ということになるのだそうです。
ただ、法律で放送が禁止されているというわけではありません。


アナウンサーやタレントさんなども、禁止用語を知らないで使ってしまい、
放送禁止用語の部分に「ピーっ」が入ったりしていますが、
やはり放送禁止用語は使わないで綺麗にお話ししてほしいものですね。


テレビやラジオなど、番組収録中に、放送禁止用語が出演者から発せられたときは編集でカットしたり、「ピーっ」という音や、「サイレン」、「口元のテロップ」などで処理するなどしていますが、生放送ではそのまま放送されてしまいます。
その後、アナウンサーなどがお詫びのコメントを出したりするなどして、事態を収めていたりします。


昔、度が過ぎて、出演者が降板したり番組が打ち切られるなど重大な事柄へと発展してしまった事もありましたね・・・。
ですから、テレビやラジオに出演する職業の人は、放送禁止用語には気をつけてお話をされていると思うのです。


放送禁止用語は時代と共に変化し、これからも増えていく傾向にあると思われます。
テレビやラジオで話をする仕事をする人たちは、放送禁止用語となりそうな
言葉を自ら自粛して話すなど、とても苦労をしているのでしょう。
# by fireend15 | 2009-06-12 22:58

納豆ダイエットねつ造

ねつ造と言えば、思い出すのが
関西テレビが制作し、フジテレビ系で全国放送されたテレビ番組「発掘!あるある大事典2」の「納豆を食べるとダイエットができる」という内容が捏造の固まりだったという事例。

ちょっとしたデータの捏造というレベルじゃなく、
「被験者がやせたことを示すのに別人の写真を使用した」、「アメリカの大学教授の発言の日本語訳の一部をねつ造した」、「被験者の一部の中性脂肪値が正常値になったとしたが、実際には測定してなかった」、「納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつ食べた場合の比較での、被験者の測定結果をねつ造した」、「被験者の血中のDHEA量検査のデータをねつ造した」など、ここまでくれば全てが捏造の固まりと言える。


それなのに、お詫びの記者会見で関西テレビは、
「納豆にダイエット効果があるという学説があるのは事実で、実験で体重が減ったという事実に違いはない。
個々のデータが事実と違うものだったことは認めるが、番組全体が捏造ではない」と言い張っている。


なんと驚いた事に、大相撲の前頭15枚目の潮丸が、この番組を信じて既に納豆を40パックも食べていたらしい。内容がウソだったことが分かって激怒し、「もう食べるのはやめます。金返してほしいぐらいです」って言ってるが、なんで力士がダイエットするんだ!?
# by fireend15 | 2009-06-11 22:13

地デジ

2003年12月1日より、東京・名古屋・大阪の3大都市でデジタル放送がスタートし、その後全国に拡大し、現在では全ての都道府県県庁所在地で放送されるようになりました。
まだカバーされていない地域があるものの、
2011年7月24日には1953年から続いてきたアナログ放送は完全終了し、
デジタル放送に移行する予定になっていますよね。


地デジに移行を進めるのにはそれなりのメリットがあると考えました。いくつか挙げてみます。
・高音質・高画質
・移動体向け(ワンセグ)
・マルチ編成(同じ局で同時間帯に異なる番組を放送)
・データ放送やインタラクティブ(双方向性)
・著作権保護(コピーなど)一方でデメリットも存在します。

デメリットとしては、
・地デジのインフラ整備
・地デジ対応機器が必要
・手間とコストが掛かる
スムーズな移行ができるかはデメリットの部分が鍵になると考えます。


地デジに関する調査を見ると、
「テレビを見るのをやめる」という回答が2.48%という結果が出ていました。
去年の1.8%に比べて若干増えていました。
アナログ放送終了と共にテレビが見れなくなってしまう人が極少数ですが、存在してしまうのでしょう。

かつて情報の地域格差や世代格差などでデジタルディバイドなんて言葉がありましたね。
情報化社会が加速する中で、金銭以外でのあらゆる格差が如実に現れる時代に突入したのかもしれません。
# by fireend15 | 2009-06-10 22:46

新型インフルエンザ報道

先月は新型インフルエンザ報道ばかりでしたね。

患者が辿った駅や時間、入院してる病院などをを何回も流してるけれど、
患者の最寄り駅までってプライバシーはないのか。
確にそのルートで乗りあわせたら最悪だけど。
最寄り駅までの公開はどうなのだろうか。
~線沿いでよいのではないかと感じる。
首都圏ならまだしも国内のローカル駅ならば一桁単位の乗降者数もあるわけで、
そんな駅を特定されたら患者やその駅の人達が誤解を伴う冷たい視線を浴びてしまう。
TVで「冷静に」とかいってるが、煽ってるのはどっち?と言いたくなる。
本当に注意喚起してるなら24時間問合せダイヤルや手洗いやウガイ、マスクをして歩きましょう位のテロップ流せばと思うわけです。
あと、感染した場合の特集まで組んでいるが、時間が短い。
単に煽って視聴率稼ぎにしかみえない。


TVで質問受付してる内容をみると「感染地の人から郵便物が届いた。触っても問題ないか」だって。う~ん。(TV出演の医者だかが問題ないと回答していた)
マスクは売り切れだし。
危機感を抱くのは大事だが、過剰になりすぎている気が。
だが、すでに防護服の売り上げが急に伸びたり、
保健所の窓口にはマスクを配れなどの苦情が多いとか。
後は感染者の出た学校には「同じ沿線を使っている、子供か感染したらどう責任をとるのか」的な問合せが入ってるとか。

インフルエンザ詐欺まで...。
# by fireend15 | 2009-06-08 20:53